2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今日はうたた寝していたのでプルースト休み。 しかしそのせいで眠れなくなってしまった。 アランの「プロポ1」を読んでいたらショパンとベートーヴェンについて書かれていて、どんなものかと思いベートーヴェンのピアノソナタを聴いている。「失われた時を…
プルースト「失われた時を求めて」4巻読了。 ・結局最後まで「わたくしたちは”花咲く乙女たち”でありますわよ」とは名乗らなかった。 アルベルチーヌ、ロズモンド、アンドレ、そしていま試験に行っているジゼールがその乙女たち。 ・ジゼールからアルベルチ…
見に行くかどうかまではわからないけど、日本映画でその新作を期待してしまう監督は、山田洋次と岩井俊二と橋口亮輔だ。 ホラーと暴力とエログロとアングラにあまり興味がないので数がめちゃめちゃ少ない。 橋口亮輔の新作「ぐるりのこと。」には木村多江と…
妻がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読み終える。 僕もちょっと前に同じ本を読んだはずなのに、彼女の感想を聞いても内容をさっぱり思い出せない。 へえ、お父さんが死んで息子が裁判に……、なるほどなるほど、それで? (これは大袈裟だが、そん…
図書館で借りてきたアランの「プロポ1」(みすず書房、山崎庸一郎訳)を、プルーストに疲れた時に読んでいる。 それにしても最近、プルースト読んで、アラン読んで、ベルクソンを読んで、と、やりすぎているくらい二十世紀フランスにどっぷりとつかっている…
プルースト「失われた時を求めて」4巻164ページまで。 ・馬車に乗っているときに三本の木を見て、何かを思い出せそうになるが思い出せないまま通り過ぎて行ってしまう。 ・ヴィルパリジ夫人はシャトーブリヤンやユゴー、バルザックに実際に会ったことが…
ニーチェの「キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』」(講談社、適菜収訳)を図書館で借りて読んだ。 読みやすくていい本だった。もっとゆっくり読むべきだなあと思いながら急いで読んでしまった。 タイトルや表紙から感じられるほど過激な本で…
テレビで放送していた市川崑監督の、新しいほうの「犬神家の一族」を録画していたので見てみる。 市川崑の金田一シリーズを見るといつも眠くなって寝てしまうので、今回も最後まで見られるか不安だったのだが最後まで見ることが出来た。 深田恭子の足元のお…
プルースト「失われた時を求めて」4巻44ページまで。 ・誰かをぼろくそに描写しているような楽しい部分であれば良いが、そうでない場合、読み始めの1、2ページは”捨てページ”のような状態になることがある。リズムがあるので、気分が乗ってきてから振り…
「意識の流れ」とか「内的独白」とかと呼ばれるものは、たんなる一時期の文学手法上のブーム、インテリたちの衒い、改行なくつらつら書いて読みにくくしてやろうというだけのもの、いわゆるフォニイ、なのかと思っていた。 毎日読んでいると、それが語り手に…
プルースト「失われた時を求めて」3巻510ページまで。 ・ともだちのお母さん(スワン夫人のこと)と二人だけで散歩に出かけるという発想がそもそも僕にはないのだけれど、フランスではおかしくないことなんだろうか。 「ドラえもん」で喩えると、のび太…
プルースト「失われた時を求めて」3巻406ページまで。 ・眠い。いや寝てないわけではない、プルーストが眠いのだ。 珍しく退屈だ。 ・ジルベルトに会わないようにしただ、しばらく会わなければ彼女はきっと後悔するだろうだ、もしかしたら彼女はまだ私の…
プルースト「失われた時を求めて」3巻326ページまで。 ・ついに憧れの作家ベルゴットと出逢う。 しかし予想通り失望。 これまで、 ゲルマント夫人に憧れる→見る→失望 女優ラ・ベルマに憧れる→見る→失望 そして、 作家ベルゴットに憧れる→出逢う→失望 と…
この間、日本アカデミー賞の授賞式のような、日本映画宣伝番組のようなものを見ていると、渡辺謙が登場しいつものように、「世界の渡辺謙さん」とか「ハリウッド・スターの渡辺謙さん」とか司会者に呼ばれていた。あれは渡辺謙側からの強い要望なのだろうか…
図書館で借りた、アランの「アラン 芸術について」(みすず書房)を読んだ。 読みましたけど、なんとも評価のしようがない。 ラブレーもスタンダールもバルザックも(きちんと)読んでないので。よく読んでないと愉しめないくらい濃い内容なんだと思う。 ス…
山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」を見る。 オチはことあるごとに聞かされているのでもっと退屈するかと思ったら、退屈しなかった。考えてみれば、高倉健と倍賞千恵子が出ていて退屈するはずがない。 高倉健が二日間何も食べずに撮影にのぞんだという…
プルースト「失われた時を求めて」3巻120ページ。 ・花咲く乙女たちの、と言えば、「キンピラゴボウ!」と叫んでしまう。橋本治は偉大だ。読んでないけど。 ・ノルポワ氏のところ、たいへんおもしろい。なんとなくプルーストのおもしろさをつかめた気が…
この前ニーチェがフランス・モラリストの系譜なのではないかと思ったことがあり、うちにある「善悪の彼岸」や「道徳の系譜」の最初をぱらぱらとめくってみたのだが、そもそも言い方が厳しすぎる、と思い、やめてしまった。 内容がどうこうよりも先に言い方が…
アランの「スタンダアル」の翻訳が「大岡昇平全集1」(筑摩書房)に入っているので借りてきて読む。 やはり日本でスタンダリアンたらんとすれば大岡昇平は避けて通れぬタリラリランなのだ! アランがスタンダールをこれほどまで愛しているとは知らなかった。…
呪いというのはかけた当人が死んでしまっても、いや死んだからこそますます、その威力を発揮する。 辻邦生、加賀乙彦、小川国夫、丸谷才一に江藤淳のかけた呪いの言葉”フォニイ”は、彼らの作品が文庫になって登場するたびに、僕に”フォニイ”という言葉をささ…
アランの、文庫で未読のものを読んでおこうと思い、「定義集」(岩波文庫)を読んだ。 ずっと読んでいなかったのは、辞書を頭から読んでいるような気分にさせられるのではないかということと、短編集は区切りがたくさんあるから読み通しにくいと(区切りでも…
プルースト「失われた時を求めて」2巻終了。 ・「土地の名・名」読了。これで第一篇「スワン家の方へ」を読み終えたこととなる。 ・やはり眠い時はつらい。いつまでもぐだぐだとジルベルト・スワンへの妄想をふくらましてんじゃねえ! って怒りそうになる。…
モンテーニュについてちょっと知っておこうと思い、「プルーストによる人生改善法」が読みやすくていい本だと思ったアラン・ド・ボトンの、「哲学のなぐさめ」(集英社)を図書館で借りて読む。 これもとってもいい本だった。 アラン・ド・ボトンの本は文庫…
プルースト「失われた時を求めて」2巻417ページまで。 ・「スワンの恋」読了。 ・昨夜、谷崎潤一郎に似ていると書いたが、やられた! ぜんぜん違う。こんなこと、谷崎は書かない。20世紀の最高傑作を甘く見ていた。これはすごい小説なのだ。(谷崎もす…
プルースト「失われた時を求めて」2巻284ページ。 ・今日本屋で「失われた時を求めて」の漫画(ステファヌ・ウエ著)をぱらぱらとめくって見る。前からどのようなものだろうかと気になっていた。思ったよりもでかくて薄い本だった。フランスの漫画ってあ…
プルースト「失われた時を求めて」2巻214ページまで。 ・オデットは、ボッティチェリの描いた”エテロの娘チッポラ”に似ているらしい。似ていることが彼女の魅力を増しているということのようだ。 藤原紀香に似ているとか、若いころの風吹ジュンにそっく…
今日はプルーストはお休み。 テレビ番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」で山口美江を見る。 テレビを見すぎるのはよくないなあ、とあらためて思った。テレビを見続けているとテレビのように考え、テレビのように行動するようになる。テレビでどのように評…
通勤時にバスで読んでいたE.H.カーの「歴史とは何か」(岩波新書)を読み終えた。 歴史についての講演集で、たいへんわかりやすくていい本だった。 ヘーゲルとかマルクスとかフーコーとかが分かりにくければこれを読めばいいと思う。(ヘーゲルとかマル…
プルーストの「失われた時を求めて」の1巻を読み終えた。 ・思い描いていたゲルマント夫人と実際の夫人との溝に戸惑うシーン。まあ、どうかなあ、そこまで興味深くはなかった。 ・どうしてそれを美しいと思うかはわからないが、美しいと思えるものは確かに…
寝る前に「失われた時を求めて」(プルースト)を読んで、目が覚めて「徒然王子」(島田雅彦)を読むと粗が目立つ。 牛丼屋のこともネットカフェのことも、そんなに知らないだろうに書かなきゃいいのに。だいたい朝から、牛丼食べてるのを読みたくない。これ…