2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

河瀬直美監督『あん』

河瀬直美監督『あん』を見た。 はじめのほうで樹木希林があんを作ってどら焼き屋が繁盛するあたりで終わったらいいかなと思う。 どうしても、不幸な話、暗い過去、のようなものを出さないと物語は続けられなくて、基本は不幸でちょっとだけ幸せ、でもまた不…

大友啓史監督『るろうに剣心 伝説の最期編』

大友啓史監督『るろうに剣心 伝説の最期編』を見る。 福山雅治は剣心(佐藤健)の師匠ということで、しばらく山にこもり修行することになる。 こういう話は、ジャッキー・チェンの映画で昔よく見た物語で、『ドラゴンボール』や『キル・ビル』にも出てきて、…

有元葉子『大切にしたいモノとコト』

有元葉子『大切にしたいモノとコト』(集英社)を図書館で借りて読んだ。 自分が作ったラバーゼの台所用品の宣伝のようなことが最初多くあり、たしかにいい製品を作っているから、折角だから売りたいのだろうなと思った。 鉄揚げ鍋が良さそうだった。 自分で…

大友啓史監督『るろうに剣心 京都大火編』

大友啓史監督『るろうに剣心 京都大火編』を見る。 おもしろくなくなったかな。 少し退屈だった。 土屋太鳳と田中泯の共演に『まれ』を見ていないから興奮しないし、『ひとつ屋根の下』を見ていないので福山雅治の登場で江口洋介もいるしここにのりピーがい…

森博嗣『すべてがFになる』

森博嗣『すべてがFになる』(講談社文庫)を読んだ。 有名なミステリー小説なので、以前から気になっていたが読んでいなかった。 架空の話という感じが強いので、あまりおもしろくなかった。もっとありそうな話のほうがいまは興味がある。 ミステリーを読む…

吉田豪『サブカル・スーパースター鬱伝』

たぶん見ているテレビのなかでは一番好きだった「スマステーション」が終わってしまった。 来週から何を見て、世間で何が流行っているかを知ればいいのだろう。 最近「アナザースカイ」を見るようになった。 平井堅が出ていたのを見て、興味を持って見始めた…

菊地成孔『菊地成孔の欧米休憩タイム』

菊地成孔『菊地成孔の欧米休憩タイム』(blueprint)を読んだ。 菊地成孔の本を読むのは二冊目なのだが、今回もおもしろかった。 文章が、いつも私が読むようなものと違って、ポップと言ったら良いのか、なんと言ったら良いのか、ちょっと読みづらいときもあ…

大友啓史監督『るろうに剣心』

大友啓史監督『るろうに剣心』はとってもおもしろかった。 何度か、「武井咲がなあ」「武井咲がなあ」と思ったが、とってもおもしろい映画だった。 あまりチャンバラをおもしろいと思うことはないのだが、スピード感があって、だいぶおもしろい。 吉川晃司が…

ラ・ラ・ラ・菊地成孔、セカオワ、オザケン

『菊地成孔の欧米休憩タイム』の『ラ・ラ・ランド』(デイミアン・チャゼル監督)評を読むが、なぜかものすごく厳しい。 この本をここまで読んできて、こんなに厳しい評は初めてだ。 そんなにおもしろくなさそうな映画でもそれなりの愛情を持って接してきて…

『菊地成孔の欧米休憩タイム』半分ほど

『菊地成孔の欧米休憩タイム』を半分くらい読んだが、とてもおもしろい。 このところあまり新しい映画を見ていなかったが、知らないものも見ていこうと思った。 小津とか是枝とか安心して見られるものしか最近見ていなかった。 「欧米休憩タイム」というのは…

『オー・ルーシー!』ドラマ版

平柳敦子監督の『オー・ルーシー!』のドラマ版をNHKで放送したので見た。 ドラマ版のほうが映画版よりも先に放送された。では映画版を放送すればいいようなものだと思うが、映画版にはドラマ版にはない何かがあるのだろうか。 寺島しのぶが姪(忽那汐里)の…

アントワーヌ・コンパニョン、ジュリア・クリステヴァ他『プルーストと過ごす夏』

アントワーヌ・コンパニョン、ジュリア・クリステヴァ他『プルーストと過ごす夏』(光文社)読了。 ずっと前、冬に買って、春も夏も過ぎて秋になってしまった。 この本を読む前に『失われた時を求めて』を簡単に復習しておこうと思い、新潮社から出ている「…

五木寛之『新版 生きるヒント 5 人生にときめくための12のレッスン』

五木寛之『新版 生きるヒント 5 人生にときめくための12のレッスン』(集英社文庫)を読んだ。 五木寛之について調べていて、ユーチューブで伊集院光のラジオ番組に出演したときの放送を聞いていると、伊集院光が『生きるヒント』が好きだと語っているのを聞…

スティーヴン・ガイズ『小さな習慣』

スティーヴン・ガイズ『小さな習慣』(ダイヤモンド社)を読んだ。 ずっと気になっていた本で、なんとなく僕にあっていそうで、買って読んでみた。 初めのほうに毎日最低2ページずつは読め、とあったがそれは守らなかった。読む日もあり、読まない日もあっ…

細田守監督『サマーウォーズ』

録画していた細田守監督『サマーウォーズ』を見た。 富司純子の声のおばあさんが、どうも違和感があった。 「○○かも、ですが」というような若者のような話し方をしていた。 他の登場人物もみんな若者のように思えて、ちょっと私のような年寄りにはどうも、け…

ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』

ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』(新潮文庫)を読んだ。 ハッピーエンドということで期待して読んでいたが、期待通りかつ予想通りのハッピーエンドだった。 とても良い本だ。 主人公のジュディ・アボットが「あしながおじさん」に向けて書いた手紙…

唯円著・親鸞述・川村湊訳『歎異抄』

唯円著・親鸞述・川村湊訳『歎異抄』(光文社古典新訳文庫)を図書館で借りて読む。 関西弁訳で、珍しい試みだと思って以前からこの本のことは知っていたが、良い機会なので読んでみた。 『歎異抄』を続けて読んでいるが、いくら読んでみても、記憶に残らな…

五木寛之『私訳 歎異抄』

五木寛之『私訳 歎異抄』(東京書籍)を図書館で借りて読む。 有名な「悪人正機」のところで、 《わたしたちは、すべて悪人なのだ。》(20頁) とか、 《おのれの悪に気づかぬ傲慢な善人でさえも往生できるのだから、まして悪人は、とあえて言うのは、その…

五木寛之『はじめての親鸞』

五木寛之『はじめての親鸞』(新潮新書)を図書館で借りて読む。 私にとって、はじめての五木寛之。 少人数の講座を文字にしたものだが、あんまりおもしろくなかった。 親鸞のことも、五木寛之のこともあまり印象に残らなかった。

是枝裕和監督『海よりもまだ深く』

是枝裕和監督『海よりもまだ深く』を見た。 題名はテレサ・テンの「別れの予感」という曲の歌詞の一部で、このタイトルの付け方は『歩いても歩いても』と同じ。 この監督の特徴で、最近は「アレ」を台詞によく使う。「ごはんをアレする」とか言うときの「ア…

『吉本隆明が語る親鸞』

この前書店で中島岳志の『親鸞と日本主義』を立ち読みしていたら、吉本隆明のことが出てきて、吉本隆明と親鸞についてものすごく興味がわき、図書館で『吉本隆明が語る親鸞』(東京糸井重里事務所)を借りてきて読む。 (この本には講演のDVDも付いているが…

武者小路実篤『釈迦』

武者小路実篤『釈迦』(岩波文庫)を読んだ。 手塚治虫の『ブッダ』、瀬戸内寂聴の『釈迦』と、釈迦の生涯を題材にしたものを続けて読んだが、この本が一番分かりやすかった。 しかしどれを読んでも、お釈迦様はたいへんすばらしい、この人についていこう、…

角田光代『キッドナップ・ツアー』

テレビドラマの再放送を見て興味がわき、角田光代『キッドナップ・ツアー』(新潮文庫)を読んだ。 読んでみるとテレビドラマがよく出来ていたことがわかる。 テレビドラマになくて、小説にあった場面がいくつかあるのだが(ハルが母親と電話する場面、ハル…

桐野夏生『ローズガーデン』

桐野夏生『ローズガーデン』(講談社文庫)を読んだ。村野ミロシリーズの短編集。 最初の短編以外はおもしろく読めた。 村野ミロの元夫を語り手とする「ローズガーデン」はちょっと退屈した。ミロの父はほんとうは実の父なのだろうか養父なのだろうか。ほん…

西川美和監督『永い言い訳』

西川美和監督『永い言い訳』を見た。 モックン(本木雅弘)にずうっと違和感を感じて、あんまり話に乗れなかった感じがする。 子どもたちはかわいかったし、子役っぽい感じではなかったのだが、モックンが、どういったらいいのか、どことなく存在感がないと…