2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
雑誌の「クロワッサン」を図書館で借りてよく読むのだが、「快適な暮らしは、シンプルな住まいから。」という特集のものを読む。 その中で、断捨離を続けているやましたひでこさんが夫が沖縄で暮らしたいというので、いまは東京でひとり暮らしをしているとい…
松浦莞二・宮本明子編著『小津安二郎大全』(朝日新聞出版)を図書館で借りて読んだ。 四方田犬彦が語る半分くらいまで読んで、「もういいかな」と思って読むのをやめる。 「大全」というほどすごい内容でもない気がした。本の造りは「大全」といった感じだ…
三島由紀夫『小説読本』(中公文庫)。 解説が平野啓一郎で、三島由紀夫についての詳しい解説、おすすめの小説などを期待したがそのような話はなかった。 思っていたより読みやすかった。軍服の匂いも日本刀の匂いもしない。 いまから思えば最期の三島由紀夫…
テレビ放送を録画していた是枝裕和監督の『万引き家族』を観る。 これまで観た是枝監督作品のなかではあまり好みの映画ではないけれど、『三度目の殺人』よりは楽しめた。 最後のほうで登場人物のモノローグというか、相手の問いかけに答えるような、ウディ…
この週末はよくテレビを見ていたように思う。 NHKの「あさイチ」のゲストが久米宏で、録画して見たのだがとってもおもしろかった。 このような人がテレビにあまり出なくなって、お行儀の良い人ばかり出て、いろいろなところに迷惑をかけないように気をつけて…
三島由紀夫と言えばふんどしに日本刀、または茶色の軍服姿で演説、というようなものがイメージされどうしても拒否反応を抱いてしまう。特に小説は、何を読んでもその三島由紀夫が思い浮かんで三島中毒みたいなものになって読んでいるとふらふらになる。 そう…
先崎彰容『バッシング論』(新潮新書)を図書館で借りて読んだ。 最近話題になった出来事を取り上げ、最後に古典(といっても小林秀雄や江藤淳や三島由紀夫や丸山真男や福田恆存など)の言葉を引いてきてまとめるスタイルで、とても落ち着いた良い仕事だと思…
中島敦『教科書で読む名作 山月記・名人伝ほか』(ちくま文庫)を読んだ。 中島敦の小説を読みたいと思って探したが、どの文庫も似たようなものでどれを選ぶべきかと思った。 ちくま文庫に「教科書で読む名作」というシリーズがあり、選ばれている短篇も有名…
小津安二郎の『秋日和』を観たあとなんとなく眠れなくなり、T.E.カーハート『パリ左岸のピアノ工房』(新潮社)を読み終える。 この本は、ピアノに関する本を読みたくなって何冊か読んではみたのだが、そのなかではもっともおもしろいものだった。 エッ…
小津安二郎監督『秋日和』を観る。 沢村貞子を見るために観たのだけれど、結局佐分利信と原節子を見る事になってしまった。 沢村貞子はこんなひとだったなと思った。以前この映画を観たときのことも思い出したように思うけれど、子どもの頃にテレビに出てい…
バスは行きも帰りも満員で、乗っているのにひどく疲れたある日、そのなかで、オイゲン・ヘリゲルの講演「武士道的な弓道」(角川ソフィア文庫『新訳 弓と禅』所収)を読んだ。 とてもおもしろくて、師匠に教えをうけるという事はどういうことなのかというよ…
昼間に自宅の固定電話が鳴り、出てみるといきなり自民党の新人議員候補者の録音された音声が話しはじめ、「もしもし」と言っても何も反応せず語り続けていた。 そんなに聴かずに切ってしまったのだが、いきなり電話をかけられて録音を聞かされる身にもなって…
沢村貞子の本を読んだのだが、沢村貞子の映画って見たことないなと思い調べてみると小津安二郎の『秋日和』に出ていることがウィキベディアに書いてあり、『秋日和』は小津安二郎の映画の中でも一番好きというくらい好きだったのでまた見てみることにした。…
NHKの「365日の献立日記」で鈴木保奈美が読む沢村貞子のエッセイはとてもすばらしく、興味を持ったので沢村貞子の『わたしの台所』(光文社文庫)を読んだ。 まとめて読んでみるとそこまで感心したものはなかったのだが、沢村貞子が女優業のかたわら、家…
ちょっと三島由紀夫をまとめて読みたいと思っているのだが、ここは慎重にいきたい。 三島由紀夫ほど代表作が読めない作家は僕にはいない。 『金閣寺』も『仮面の告白』も「豊穣の海」四部作もおもしろくなかった。 読む順番も慎重に決めたい。 『小説読本』 …
先崎彰容『未完の西郷隆盛 日本人はなぜ論じ続けるのか』(新潮選書)を図書館で借りて読む。 いま三島由紀夫に興味があり、このひとが三島由紀夫についてどのように書いているかに興味を持って読んだ。が、あまり三島由紀夫自体についてはたくさんは書かれ…
永井荷風『麻布襍記』(中公文庫)を読む。タイトルは「あざぶざっき」と読みます。 「雨瀟瀟」 漢詩などが途中で読まれ、候文の手紙も入るので大変読みづらい。最後はフランス語の詩(これはさすがに翻訳があったがそれも読みづらい)。 時代の流れに逆らい…
本を読んでいると、そのなかに出てくる本を読みたくなったり読まなくてはならないなと思ったりしてその出てきた本を読んでみるとさらにまたそこで本の事が語られたりして、いくら読んでも本を読み終わる事がないような、そんな感じになっていたころがある。 …