2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

よしながふみ『愛すべき娘たち』

よしながふみ『愛すべき娘たち』(白泉社)を図書館で借りて読んだ。 娘は母親に、母親はその母親に、強い影響を受けて生きてきて、そこから逃れられないというような話だったように思う。 自分が男なので、息子は母親の影響が強いというようには思ってきた…

水村美苗『日本語で読むということ』

水村美苗『日本語で読むということ』(ちくま文庫)を読んだ。水村美苗の本は文庫になったら買うことに決めている。 児童文学の話と「寅さん」の話がおもしろかった。 仕事をしなくなったら毎日「寅さん」を見て過ごしてもいいなと思う。 有島武郎の『或る女…

三宅香帆『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』

雑誌『BRUTUS』の最新号は「はじめる。」というテーマでいろいろなことの入門について載っているので興味を持って買ってみた。何か始められたらなという気持ちがこのところあるのだが、何を始めたら良いのかわからない。 結局始められそうなものはなかったの…

深沢七郎『人間滅亡的人生案内』

深沢七郎『人間滅亡的人生案内』(河出文庫)を読んだ。 NHKの『理想的本箱』という番組で紹介されていて興味を持ったが、最後まで読むのが退屈な本だった。 相談者からの相談が載っていて、その後に深沢七郎の回答が載っているのだが、相談の文章がすごく読…

イ・ヒョンスン監督『イルマーレ』

イ・ヒョンスン監督『イルマーレ』を見た。 二年の時間差のある男女が郵便受けを通して手紙のやり取りをする話だった。 『君の名は。』ってこんな話だったかなと思った。テレビドラマの『シグナル 長期未解決事件捜査班』もそんな話だった。 最後はハッピー…

円地文子『食卓のない家』

この三連休で読み切ることを目標としていた円地文子の『食卓のない家』(中公文庫)を読み終えた。 初めは夏目漱石の小説のように主人公が謎の女と温泉で出会うというような場面で始まり、途中で小津安二郎の映画のように鮨屋に若い女性に中年男性たちが連れ…

フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』

フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。 少し前に村上春樹訳を読んだばかりなので、話の内容をよく理解できた。 初めのほうに、ギャッツビー邸でのパーティーの終わりにフクロウ眼鏡の男の車が溝に落ちる話があり、…