2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
遠藤周作『死海のほとり』(新潮文庫)を読んだ。 没後二十年ということで遠藤周作を読み返してみたが、やはり時代遅れという感じが強い。この小説は以前読んだときには最もおもしろかったように記憶していたが、今回読んでみるとおもしろくなかった。 遠藤…
須賀敦子の『ヴェネツィアの宿』(河出文庫『須賀敦子全集 第2巻』所収)を読んだ。 いっぺんに須賀敦子のファンになってしまった。 なんでもない思い出話を書いているようですごく惹き込まれる。 この前吉本隆明の講演集を読んでいたときに、筒井康隆の書く…
是枝裕和監督の『海街diary』がテレビで放送していたので見た。 死んだ父親の姿が写真すら出て来ないところが岩井俊二の『Love Letter』を思い出した。『Love Letter』でも死んだ恋人の現在の姿は出て来ない。 また葬式に始まり葬式に終わるところも日本映画…
本屋で少し立ち読みしておもしろそうだったので、『吉本隆明〈未収録〉講演集第12巻 芸術言語論』を図書館で借りてきて気になるところを読んだ。 「戦後文学の発生」というのと、「現代文学の条件」というのをわりときちんと読んだ。 このころの、80年代と…
中村真一郎『芥川龍之介の世界』(岩波現代文庫)を読んだ。 もう少し芥川龍之介への興味が持続するかと思ったが、短編集を二つ読んだ時点でもういいやと思ってしまったので、この本への興味も薄れてしまった。 なにゆえに芥川龍之介に興味を持ったかと言え…
内田樹の『困難な成熟』に書かれてあった内田樹の悪口を延々とエッセイに書いた「ある高名なフランス文学者」というのはやはり蓮實重彦のようなので、蓮實重彦の『随想』(新潮社)を図書館で借りて読んでみる。 最初の、ル・クレジオのノーベル文学賞受賞に…
内田樹『街場の文体論』(文春文庫)を読んだ。 何年か前にこの本の単行本が出たときに、この本はおもしろそうだし大切なことが書かれていそうだから図書館で借りて読まずに文庫になってから買って読もう、と思った。 なので文庫になったので読んでみた。 ま…
いま毎週見ているテレビドラマはふたつ。 『トットてれび』と『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』を見ている。 『トットてれび』は黒柳徹子に相変わらずの興味を持っていることと主演の満島ひかりが大好きなので見ている。時間が短く、三十分程度…
芥川龍之介『河童・或阿呆の一生』(新潮文庫)を読んだ。 芥川龍之介の晩年の作品集。 この間娘を連れて遊びに行って、公園のそばにあった住宅展示場の一軒家に入ってやはり一軒家は広くていいなと思ったのだがそのときに、文学全集の本が何冊か置かれてい…
録画していたガイ・リッチー監督『シャーロック・ホームズ』を見た。 シャーロック・ホームズがアクション映画になっていておもしろかった。続編も見てみたいと思う。 オカルトの雰囲気の話で、最後はきちんと科学的に解明されるという話だったが、そこまで…