2006-01-01から1年間の記事一覧
年末はやっぱり「ロリータ」。現在196ページ。 ロリータの母シャーロットが夫ハンバート・ハンバートの、義理の娘ロリータへの想いに気付き、手紙を書いて郵便ポストに向かって道路を横切っている途中で車に轢かれて死んでしまうシーンは、ドラマ「デスパ…
コナン・ドイルの「緋色の研究」(光文社文庫)を読んだ。 昔、新潮文庫版で読んだときは、前半の突然の犯人の逮捕もわけがわからんし、後半の物語も退屈だし、ぜんぜん面白くないなあという印象だったが、今回読んでみるとだいぶ違った。 前半の逮捕が突然…
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズの回想」(光文社文庫)を読んだ。 「最後の事件」でコナン・ドイルはホームズを殺したが、読者の強い要望で(いやいや)復活させたという話をこれまで何度か聞かされて、「ふうん、そうなんだ」と思っていた。初め…
……そうだワトスン、その期間まさしく彼女は「真理子」ではなく「真理絵」だったのだ。このことは今回の事件を解くうえで最も重要なことだ。まずはこの新聞を読んでくれたまえ。 (『シャーロック・ホームズの秘密』「ふぞろいの紐」より) 「シャーロック・…
あれは誰だ!? 宇多田ヒカルか? 宮崎美子か? 三倉茉奈、佳奈のどっちかか? いやちがう。関根勤の娘だ。 最近のテレビタレントの中では、湯浅卓が群を抜いていると思う。 出てるとどうしても見てしまう。 今日はテレビで「ネプリーグ」を見てしまった。 …
ケーキを食べ過ぎて少し気持ちが悪い。げー。 来年からはホールケーキじゃなくて、切り売りしているケーキでいいや。 ふたりでホールケーキ一個は、どんなにちっちゃくても多すぎる。 と、毎年思うが、ついつい買ってしまう。 子どものころの、「ケーキをた…
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズの冒険」(光文社文庫)を全部読んだ。 最近、難しい本とやたらと長い本を読んでいたので、この、簡単で短い本は良かった。飽きる前に話が終わるというのはいいことだと思う。 他のシャーロック・ホームズの小説も…
ずっと図書館から借りていて、とうとう返却催促の葉書まで久しぶりに頂いてしまった、ヘーゲルの「法哲学講義」(長谷川宏訳・作品社)をようやっと読み終わった。 延滞して申し訳ございませんでした。 読み終わったといっても、巻末附録の「法哲学要綱」は…
夢枕獏の新聞小説の第一回目を読んだ。 始めに古典からの引用があって面食らう。夢枕獏はこんな古風な、古文みたいな日本語で書く作家なんだろうか、と驚いた。引用であって良かった。 今回はほとんど引用で終わっていたのでどんな話かはまだわからない。 こ…
山田風太郎の「警視庁草紙」の上巻を読んだ。 シャーロック・ホームズと比べると、謎解き部分に重きを置いていないことがわかる。 新選組の生き残りも出てくるので、新選組に深い思い入れのある人が読んでもおもしろいと思う。僕は新選組にはあまり興味はな…
光文社文庫の「新訳シャーロック・ホームズ全集」(日暮雅通訳)の「シャーロック・ホームズの冒険」を買った。 「ボヘミアの醜聞」 「赤毛組合」 「花婿の正体」 の三つを読んだ。 以前、新潮文庫版で読んだことがあるはずだが、相当に忘れている。初めて読…
昨日はBS2で映画「幻魔大戦」を見た。 とっても懐かしかった。 この映画はビデオに録画して何度も見た記憶がある。 ベガの声は江守徹だったんだなあ。 当時は江守徹の声を意識したことがなかった。 昨日見たら「ドモホルンリンクルは初めてのひとには売ら…
そろそろ、大江健三郎の顰みに倣って、僕がひとりで勝手に決める「ダブログ宣言! アウォード 2006」の発表の時期が近づいてきましたね。 大賞作品には賞金も出ませんし、もちろん英訳もされませんが。 日記を書いたら、その年を振り返りたいと前々から…
録画していたBS2でやっていたアガサ・クリスティー原作のドラマ「名探偵ポワロ ひらいたトランプ」を見た。 アリアドニ・オリヴァがちゃんと登場していた。 やっぱりこのひとは結構好きだ。 しかしドラマ自体はよくわけがわかんなかった。いつも通り。 も…
アガサ・クリスティーの「蒼ざめた馬」を読んだ。 なかなか面白かった。 テレビドラマで見るよりもやはりわかりやすい。 もっとオカルトな話なのかと思っていたが、そこまでではなかった。降霊会も一度しかなかったし。 アリアドニ・オリヴァという、クリス…
来年一月の文庫の新刊で、岩波文庫からフォークナーの「響きと怒り」の新訳が出るらしい。ちょっと注目だがたぶん買わない。 いまフォークナーを読む気分ではない。たとえ新訳でも。 瀬戸内寂聴の「源氏物語」がとうとう講談社文庫になるらしい。 橋本治の「…
昨日からお腹の調子が悪いので、今日は休んで家でのんびりしている。 「徹子の部屋」はゲストが山田洋次だったので見た。 「男はつらいよ」や「武士の一分」について語っていた。 山田洋次の、「檀れいのような美人が最近いない」という発言に深く同意。あの…
ニンテンドーDS用のゲームソフト「タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿」を買った。 これから百人一首を一日五首ずつ覚えていこうと思う。 このゲームは覚えやすいように語呂が考えられてあって、たとえば、 「あはれともいふべき人は思ほえで 身のいたづらに…
今日放送の「ミス・マープル パディントン発4時50分」ではなく、昨日放送の「ミス・マープル 書斎の死体」を見た。(NHK-BS2のアガサ・クリスティー特集のはなし。) 途中そうとうやばくなったが、今回は眠らずに見れた。 登場人物が多すぎるし、…
今日、母が死んだ夢を見て目が覚めた。 もしかしたら昨日かもしれないが僕にはわからない。 いや、わかる。目が覚めたのが朝の六時だから夢を見たのは今日だろう。 たぶん昨夜NHKで放送していた番組「ワーキングプアⅡ 努力すれば抜け出せますか」を見て、…
12月26日(火)に「松任谷由実のオールナイトニッポンTV」が放送されるらしい。 去年も見たが、去年は短い時間にゲストを詰め込みすぎて忙しくてなにがなんだかわからない番組になっていた。 aikoの歌とか、なかなかいい曲を歌っていたと思うのに、残…
司馬遼太郎の「翔ぶが如く(9)」を読んだ。 この巻で西郷隆盛が死ぬのかと思ったがまだ死ななかった。 西郷隆盛がどのように死ぬのかに興味がある。 というか、それにしかいまの所この本に対する興味がない。 早く死ねばいいのに。(不謹慎な発言でした) …
テレビで山田洋次監督の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」を見た。 まあまあだった。 べつに「男はつらいよ」になにか目新しいものを期待しているわけではないのでまあまあでよい。 後藤久美子がなつかしい。 そういえば「武士の一分」ではCGを使っていたが…
久しぶりに映画館で映画を見た。 記憶では「イン・ハー・シューズ」以来。 今日見たのは山田洋次の「武士の一分」。 予想以上ではなかったけれど、予想通りおもしろかった。 「たそがれ清兵衛」で悪役を演じた田中泯が、続く「隠し剣 鬼の爪」で主人公の剣の…
BS2で放送しているアガサ・クリスティー特集のドラマは、見るたびに寝てしまう。 なぜだろう。 こんなにドラマを見るたびに寝てしまうのは、「ツイン・ピークス」以来だ。 「ツイン・ピークス」で寝てしまうのは自分でもなんとなく納得なんだが、アガサ・…
ニンテンドーDSのゲームソフトで「タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿」というのが発売されるらしい。 百人一首は全然知らないが、これを機に勉強してみたい気持ちになった。 「時雨殿」というのは京都嵐山にあるテーマパークの名前らしい。
今週はBS2でアガサ・クリスティー原作の推理ドラマが放送される。 アガサ・クリスティーの本は数えるほどしか読んだことはないのだが、妻が好きなので一緒に見るつもり。 ヘーゲルの「法哲学講義」(長谷川宏訳)をずっと読んでいる。 なかなか読み終わら…
クリント・イーストウッド監督、主演の「ガントレット」を録画していたので見た。 悪いやつは悪い。理由はない。 悪いやつが悪いことをするのにも理由はない。強いて言えば悪いからだ。 そんな感じの映画だった。 1977年の映画だけれど、そういう時代だ…
今日の「男はつらいよ」はマドンナが竹下景子だった。 寅次郎がウイーンに行く話だった。 ウイーンといえばモーツァルトと「第三の男」なんだなあ、というだけの話だった。 モーツァルトといえば「アマデウス」が来週BS2で放送されるので楽しみだ。 外国…
テレビで山崎貴監督の「ALWAYS 三丁目の夕日」を見た。 なかなか面白かった。 しかしちょっと篠田正浩監督の「スパイ・ゾルゲ」を思い出した。 「スパイ・ゾルゲ」はテレビで放送しているのをちらっと見ただけなのだが、CGをいっぱい使った日本映画は似た…