2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
辻邦生の『西行花伝』(新潮文庫)を読んでいる。100頁ほど読んだ。 長い小説だが苦にならない。 井上靖の『孔子』と『本覚坊遺文』が大好きなのでこの『西行花伝』も好きにならずにいられない。雰囲気がそっくりだ。 亡くなった師について弟子が回想する…
大河ドラマ「平清盛」の三回目か四回目の放送を見る。 松山ケンイチは、黒澤明の時代劇における三船敏郎のような存在だなと思った。 いつもギャーギャー騒いでいる感じが似ている。顔も似ているような気がしてくる。 狙っているのなら見事というしかない。 …
ポール・オースターの『幻影の書』(新潮文庫)を読んでいる。(120頁ほど) オースターの本を読むのはひさしぶり。ひさしぶりと言うほどの熱心な読者であったことはないのだが、オースターの本が流行っていたとき(いまでも流行っているのかもしれません…
吉村昭『吉村昭の平家物語』(講談社文庫)を読んだ。 平清盛は意外と早い段階で死んでしまって、そのあとは木曽義仲が中心になり、義仲が死んだあとはもうごちゃごちゃといろいろな人が出てきては戦って死んでいった。平家も源氏も似たような名前であまり特…
サマセット・モーム『昔も今も』(ちくま文庫)を読んだ。 モームが書いた歴史小説ということで期待したのだけれど、あまり入り込めなかった。そんなにおもしろくはなかった。 これでマキアヴェッリ関連の本を、 塩野七生『わが友マキアヴェッリ』 マキアヴ…
高野和明『ジェノサイド』(角川書店)を読んだ。 おもしろかった。 マイクル・クライトン的な話だと思った。感想は大体前回書いた通りなのだが、あの後読んだ続きでもうひとビックリがあった。そういうことだったのか、と思った。 ちょっと主人公が幼いよう…
高野和明『ジェノサイド』を読んでいる。あと100頁くらい。 NHKの番組「週刊ブックレビュー」でこの本が取り上げられたときに、室井滋が「わたしは雑誌『ムー』が好きなのだが『ムー』を読んでいるみたい」というように言ってこの本を絶賛していた。「…
そういえば書き忘れていたけれど、行定勲監督の『今度は愛妻家』で印象に残っている場面のひとつに、豊川悦司が薬師丸ひろ子に「俺が思いつかないようなことを言ってくれ」と要求するけれど、薬師丸ひろ子は何も答えずににこにこ笑っているという場面があっ…
行定勲監督の『今度は愛妻家』を見た。 薬師丸ひろ子がかわいい映画だった。 この間井上ひさしの舞台『父と暮せば』を録画していたものを見たのだが、印象としてはそれに非常に近い。もともとが演劇で映画になったことも一緒なのでさらにそう思うのかもしれ…
NHK大河ドラマの「平清盛」の第一話を見る。ここ数年はずっと大河ドラマの第一話だけは欠かさず見ている。 第一話には松山ケンイチが出てこなかったので第二話も見てみようと思った。公家のひとたちが不気味でいいなあと思う。國村隼が特に不気味。デーモ…
1月4日の夕方に「これは風邪だ」と気付き、病院に行った。いつも行く病院が休みだったので少し離れた別の病院に行く。鼻に長い綿棒のようなものを突っ込まれインフルエンザの検査をし、そのあと血液検査をした。インフルエンザではなかった。 財布に500…
加藤典洋の『耳をふさいで、歌を聴く』を読んでいるときに宮沢賢治の詩「眼にて云ふ」が引用されていて、詩を読んで何か思うことはないのだが珍しく何か感じるものがあり、宮沢賢治の詩集を本屋で立ち読みする。 しかし「眼にて云ふ」のような分かりやすい詩…
加藤典洋の音楽評論『耳をふさいで、歌を聴く』(アルテスパブリッシング)を読む。 この本が出たのは知っていたのだが、音楽にあまり(というか、全く)興味がないので加藤典洋は好きなのだが読まないでいた。 たまたま加藤典洋と竹田青嗣がこの本について…