2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘミングウェイ『海流のなかの島々(上)』

ヘミングウェイ『海流のなかの島々(上)』(新潮文庫)を読んだ。 第一部「ビミニ」はたいへんおもしろくて、会話文が多く読みやすく、とても楽しんだのだが、第二部「キューバ」になって趣きが違う。これは同じ話なのだろうか。最初は全く違う話が始まった…

のだめ、アラン、ヘミングウェイ、三島

二ノ宮知子の『のだめカンタービレ』は6巻まで読んだ。話はまったく忘れてしまっている。 うちには20巻までしか買っていないので残りもそのうち購入しないといけない。この機会に最後まで読んでしまおうと思う。 最近は子どもが家族三人で一緒に寝たがる…

『のだめカンタービレ』再読中(2巻まで)

二ノ宮知子『のだめカンタービレ』を再読中。 二巻まで読んだ。非常におもしろい。 読みながら、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの5番と交響曲の7番をYouTubeで探して聴く。良い時代になった。以前読んだときもYouTubeはあったような気がするが、こ…

ギャレス・マローン『クラシック音楽のチカラ ギャレス先生の特別授業』

図書館で借りたギャレス・マローン『クラシック音楽のチカラ ギャレス先生の特別授業』(青土社)を読んだ。 いろいろなことが書いてあって、いろいろと忘れたのだが、おもしろい本だった。初心者にも入りやすい本だった。 「調性」についてなかなか理解でき…

宮本輝『錦繍』

宮本輝『錦繍』(新潮文庫)読了。 期待して読んだがモーツァルトについてもあまり登場せず期待はずれ。 「モーツァルト」という名前のモーツァルトの曲しか流さない喫茶店が登場し、火事で燃え、そのあと再建するのだが、肝心のモーツァルトについてはいま…

宮本輝、岩井俊二

音楽関係の小説を探していて青柳いづみこの『音楽と文学の対位法』という本を読んでいたら(この本は結局最初をぱらっと立ち読みしただけだが)、宮本輝の小説『錦繍』にモーツァルトのことが出てくるとわかり読んでいる。 宮本輝は読んだことがない。興味を…

藤谷治『船に乗れ! Ⅲ』

藤谷治『船に乗れ! Ⅲ』(ポプラ文庫ピュアフル)読了。 一巻は非常におもしろかったが、二巻と三巻にはそこまでの感動はなかった。きちんと書かれていて、すべての話に結末がついている。 金窪先生はやはり嘘くさい。こんなひといるかなあ。 南枝里子が幸せ…

藤谷治『船に乗れ! Ⅱ』

藤谷治『船に乗れ! Ⅱ』(ポプラ文庫ピュアフル)読了。 音楽の場面と哲学の場面があって、哲学の場面はあまり必要ないのではないかと思っていたが、この巻の最後への伏線だったのだろう。 金窪先生というのが嘘くさい(作り物っぽい)と思っていたが、ソク…

藤谷治『船に乗れ! Ⅰ』

藤谷治『船に乗れ! Ⅰ』(ポプラ文庫ピュアフル)読了。三巻ある小説の一冊目。 とてもおもしろい。 楽器を演奏したことはないのだけれど、こんな感じかというのがよくわかる。 楽器はひとりひとりで練習してきて、合奏は最後にみんなが集まって指揮者の棒の…

バーネット『小公女』

バーネット『小公女』(新潮文庫)読了。 『秘密の花園』がとてもおもしろかったので、同じ作者のこの本もおもしろいのだろうと期待し、新訳が出たので読んでみた。 おもしろかった。 物語を読んで、主人公と一緒に悲しんだり、わくわくしたり、つらかったり…

村上春樹『村上ラヂオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド』

村上春樹『村上ラヂオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド』(新潮文庫)を読んだ。 ちびちび読もうと思ったのに一気に読んでしまった。 ごはんをたくさん食べるためにたくあんを出したら、たくあんしか食べなかったという感じ。ほんとうは片付けなければな…

村上春樹『村上ラヂオ』

村上春樹『村上ラヂオ』(新潮文庫)を読んだ。 読みやすい本を間に挟んで読むと、読みにくい本も読みやすくなることがある。リズムができるというか、そんな感じ。 ずっと太宰治の長編小説を読んで、間に村上春樹の紀行文を読んでいた。読む本がなくなって…

太宰治『人間失格』

太宰治『人間失格』(新潮文庫)読了。 僕が本を読み始めたのは太宰治の『人間失格』がきっかけなのだが、今読むとなにがそんなに心を動かしたのかわからない。曖昧な記憶をたどると、写真で不気味に笑う人物の描写みたいなものと、人間の本心は別のところに…

丸谷才一『裏声で歌へ君が代』

NHKの「紅白歌合戦」は中森明菜と中島みゆきがよかった。 中森明菜は話している姿も含めて、伝統芸を見る感じだった。歌も良かった。なつかしい。 中島みゆきはやはり素晴らしい。CDも買わないし、借りないし、コンサートにも行かないが、私はもはや中島…