2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧
大江健三郎『水死』(講談社文庫)をようやく読み終える。 この本は単行本が出た時から気になっていて、文庫になったときも気になっていた。今回、新作『晩年様式集』が気になったことでついに読むことができた。ほんとうは『晩年様式集』を読むための準備作…
よく見ているのに、テレビのことを書いていないので少し。 NHK朝ドラ「ごちそうさん」は見なくなった。キムラ緑子の顔を見るのが嫌になりました。すみません。 ドラマ「クロコーチ」は三週くらい同じ話を繰り返しているんじゃないかと思う。 三億円事件、…
司馬遼太郎『人間の集団について ベトナムから考える』(中公文庫)を読んだ。 なぜこの本に興味を持ち始めたのか、全く忘れてしまっていたのだが、調べてみると関川夏央の『司馬遼太郎の「かたち」』で興味を持ったようだ。 ベトナム戦争のころの雰囲気がよ…
今日は娘を公園で遊ばせていて、滑り台を滑らせたら前からこけてしまって顎をすりむいてしまった。すぐに水飲み場で顔を洗ったが、驚いた。子どもを怪我させる気持ちを初めて味わった。これからたくさん味わうんだろうなと思った。 大江健三郎の『水死』を読…
ジェイン・オースティン『ノーサンガー・アビー』(ちくま文庫)を読んだ。とてもおもしろかった。 ジェイン・オースティンの小説はなんてことはない話なのに引き込まれてしまって、わくわくする。で、最後はハッピーエンドですっきりする。 これで、オース…
ひさしぶりに映画館へ行き、是枝裕和監督『そして父になる』を見た。 立ち上がれないほど泣いてしまう映画なのだろうと思って、恥ずかしいなと思っていたのだが、涙が出るほど泣くようなことはなかった。 福山雅治がわかりやすく仕事人間で、こどもに要求が…
歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』(講談社文庫)を読んだ。 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』のほうがおもしろかったが、前作の宙ぶらりんの状態からどうやってつなげるのか、そしてうまくつながっていておもしろかった。 しかしこれは、推理小説がよくできてい…
歌野晶午『密室殺人ゲーム王手飛車取り』(講談社文庫)を読んだ。 本屋で『密室殺人ゲーム2.0』という本がおもしろそうだなと思って、それを読むために前作である本書を読んだ。 インターネット上で匿名で、複数の人物が実際に自分が行った殺人事件を説明し…
たまに発作的に丸谷才一の未読の長編小説を読みたくなるのだが、やはりあの『たった一人の反乱』の本の分厚さを見ると、やっぱりやめておこうかと思い、『裏声で歌へ君が代』が復刊したらまとめて読もう、というのを言い訳にして読んでいない。 で、代わりに…
テレビで三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』を見た。 おもしろかった。でもちょっと長いと感じた。 小日向文世が白いスーツを着て、白い帽子をかぶって登場するが、これは伊丹十三の『タンポポ』の役所広司なんだろうか。なんだか役所広司を思い出した。 三谷…
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(中公文庫)読了。 電気の話のほかに、恋愛の話と旅の話とトイレの話があった。 べつにおもしろくないこともないが、おもしろいこともなく、平野啓一郎がこの本のどこが好きなのかよくわからない。 べつにおもしろくないこともないが…
スティーヴンスン『新アラビア夜話』(光文社古典新訳文庫)読了。 夏目漱石の『彼岸過迄』に登場し、書き方を真似しているようだったので読んでみた。 短編集なのだが話はつながっていて、ボヘミアのフロリゼル王子が中心人物として存在している、という形…
年末が近くなると、毎年のことだがミステリーが読みたくなる。 岡嶋二人の『99%の誘拐』は退屈はしなかったが、びっくり仰天はしなかったので、もっと驚くものが読みたい。 いま目をつけているのは、歌野晶午の『密室殺人ゲーム王手飛車取り』と『密室殺人ゲ…
岡嶋二人『99%の誘拐』(講談社文庫)。 ちょっとミステリーが読みたくなって古本屋で購入。 途中から犯人はわかってしまう話で、最後にどんでんがえしがあるわけではなく、すこし物足りなく感じた。 刑事から三万円借りる場面があるが、なんでこのような場…
半藤一利『安吾さんの太平洋戦争』(PHP文庫)を読んだ。 最後の「<付録>偽作『安吾巷談』靖国の神々」は読めなかった。途中もあまり読めていない。 坂口安吾が太平洋戦争のときにどのように生きたのかがもっとくわしくわかるかと思ったがよくわからな…