2009-01-01から1年間の記事一覧

☆紅白歌合戦

今年は最後に大仕事が残っていて、NHKの番組モニターとして「紅白歌合戦」を見ないといけない。一応毎年テレビをつけてはいるのだが、ほとんど見てはいない。 何がつまらないのかわからないくらいつまらない。勉強が嫌いな子に、勉強のどこが嫌いか訊いて…

☆岩井克人の本、途中で挫折

岩井克人「会社はこれからどうなるのか」(平凡社)を図書館から借りて読んでいたが、途中で読めなくなりやめる。 最初はおもしろかったんだけれど。 法人についての説明はたいへんおもしろかった。 後半から話に付いていけなくなった。 こちらの頭の問題だ…

☆佐藤雅彦・竹中平蔵「経済ってそういうことだったのか会議」

佐藤雅彦と竹中平蔵の「経済ってそういうことだったのか会議」(日経ビジネス人文庫)を読んだ。 最初の、貨幣、株、税金の話あたりまではおもしろかったのだけれど、そのあとはあまり興味を持てなくなった。経済学の概念的な話を聞きたかったのだけれど、歴…

☆「金持ち父さんの投資ガイド入門編」感想

ロバート・キヨサキとシャロン・レクターの「金持ち父さんの投資ガイド入門編 投資力をつける16のレッスン」(筑摩書房)を図書館で借りて読む。 お金の本なのにおもしろく読めるのはロバート・キヨサキが自分の経験をよく考えて自分の言葉に出来ているか…

☆「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」感想

ロバート・キヨサキとシャロン・レクターの「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 経済的自由があなたのものになる」(筑摩書房)を図書館で借りて読む。 ”キャッシュフロー・クワドラント”とは以下の図のこと。 E | B ―――――― S | I Eは従…

☆スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」感想

話題になった時期が同じことで僕にはセット商品のような印象である、「金持ち父さん貧乏父さん」と「チーズはどこへ消えた?」であるが、一方の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだので、もう一方の「チーズはどこへ消えた?」(扶桑社)も図書館で借りて読…

☆「金持ち父さん貧乏父さん」感想

ロバート・キヨサキとシャロン・レクターの「金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」(筑摩書房)を読んだ。 とてもおもしろい本だった。 文学や哲学でよく扱われるのは死とか人間関係で、それについてつきつめて考えられたもの…

☆試験に落ちる!

10月に受験したネットワークスペシャリスト試験は不合格だった。 得点は、 午前Ⅰ 免除 午前Ⅱ 76点 午後Ⅰ 45点 午後Ⅱ 採点されず だった。 前回合格だった時も点数を書いたのだけれど、勝った時のことしか言わないパチンコ好きのようなことはしたくない…

☆一度挫折した本を読む

一度挫折している本だけれど、ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」(筑摩書房)を図書館で借りてきて読んでいる。 これからはきちんとお金について考えようと思うことが最近あり、お金について考えるとなると、私にとってはこの本を読むことから…

☆正宗白鳥「新編 作家論」

正宗白鳥の「新編 作家論」(岩波文庫)を読んだ。 島崎藤村の「春」「家」「新生」を順番に読んでいきたくなった。「夜明け前」よりもそちらのほうがおもしろそうだった。 あとは志賀直哉。 いわゆる私小説に興味がある。 最後に「トルストイについて」とい…

☆松本清張「ゼロの焦点」感想

松本清張の「ゼロの焦点」(新潮文庫)を読んだ。 二時間サスペンスは断崖で終わるという定番を作ったのが松本清張であるとこの間NHKの番組で知ったのだけれど、まさしく最後は断崖で終わった。 映画も少し気になるが、おそらく見ないだろう。 終盤は主人…

☆勝間和代「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」

勝間和代の「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」を図書館で借りて読んだ。ずっと前に予約していた本の順番がやっと回ってきた。 同じような本をもう何冊も読んだのであまり新しい発見はない。勉強をするにはその仕組みを作ることが大切で、意志の…

☆みかん、日本のドストエフスキー、闇夜の国から

僕の実家から送られてきたみかんを妻の実家に少しあげた帰りに馴染みのお好み焼屋に寄ったら「いつもお世話になってます」とみかんを渡された。 テレビのバラエティ番組のゲームで、どんどん膨らんでいく風船をクイズに答えて次の人に渡していく趣向のものを…

☆松本清張の番組

「ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii」を毎日やっている。 左手の親指が痛い。 今日ワールド3まで行った。 おもしろいことはおもしろいが、私の能力ではそろそろ限界かもしれないなあ。 NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」が終わるかもしれ…

☆大江健三郎「「雨の木」を聴く女たち」感想

大江健三郎の連作短編集「「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち」(新潮文庫)を読み終えた。 最近僕が大江健三郎のどこに興味を持っているかといえば、彼の作り出す性的で不気味な物語ではなく、何度も推敲を重ねたと思わせる素直に流れない独特の文章…

☆「ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii」購入

昨夜のふんばりは何だったのかと思うが、買ってしまった。 「ニュー・スーパーマリオブラザーズ・Wii」。 まだ一時間ほどしかしてない。 操作が良く分からない。説明書を見よう。 キノピオの救い方がよくわからなかった。頭の上に乗っけたままゴールしろ…

☆続・こころ惹かれるもの

ほんの数時間前(午後11時くらい)洋服を着替えて近所の、ゲームソフトも売っている書店に行く。 そして「NewスーパーマリオブラザーズWii」の売り場前でしばらくたたずむ。パッケージやらモニターに流れるコマーシャル映像を眺めて、他のところをぶ…

☆こころ惹かれるもの

大江健三郎の「「雨の木」を聴く女たち」(新潮文庫)を読んでいるけれど、昔読んだときほどの感動はない。この連作短編集の、ひとつ前の短編を取り込みつつ少し変形させながら次の短編が書かれるやり方にものすごく感動したものだけれど、同じやり方の「取…

☆ヘレン・マクロイ「幽霊の2/3」感想

ひさしぶりに推理小説を読む。 新聞で読んで興味を惹かれたヘレン・マクロイの「幽霊の2/3」(創元推理文庫)を読んだ。 過去のない男の話をとても興味深く読んだ。過去のない男の話は、パトリック・モディアノの「暗いブティック通り」も島田荘司の「異…

☆ドラマ「坂の上の雲」初回

NHKのドラマ「坂の上の雲」の初回の放送を見る。 はじめ、渡辺謙が延々と小説「坂の上の雲」を朗読し、これならこれでもいいかもしれんな、と思う。渡辺謙が「坂の上の雲」を全部朗読しCDにして売り出せば、かなりの人が買うのではないかと思った。僕は…

☆ドストエフスキー「白痴」下巻

ドストエフスキーの「白痴」下巻を読み終える。 前半に較べると、後半は話が追いにくくなった。 とくにイポリートの話が長くて、いやになった。 物語の最初にナスターシャの写真を見て、なにかを感じたムイシュキン公爵が、それと分からず彼女に会いに行き、…

☆茂木健一郎「脳を活かす仕事術」

茂木健一郎の「脳を活かす仕事術」(PHP研究所)を図書館で借りて読む。 情報処理の試験勉強中に読もうと思い図書館で予約していた本がやっと順番が回ってきた。 とくに驚くようなことも新たな発見があるわけでもないのだけれど、こういう本はたまに読ん…

☆司馬遼太郎「城塞」下巻

司馬遼太郎の「城塞」下巻を読み終わった。 もうほんとうに長く長く時間がかかってしまって、話の内容などあまりよくわかっていない。読んだと言うだけだ。 しばらく司馬遼太郎は読むまいと思うけれども、明日から「坂の上の雲」のテレビドラマが始まるので…

☆立花隆のテレビ、モニターについて思うこと

風邪で会社を休む。 休んで、NHKスペシャルの「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」という番組を録画していたので見る。 わりと癌を扱った番組には注目してしまう。立花隆にも興味があるし。 とてもおもしろい番組だった。 ほんとうは癌を医…

☆ドストエフスキー「白痴」上巻

風邪をひいたようで熱が出て昨日の夕方からずっと寝ている。 だいぶ良くなり熱は下がったが少し頭が痛い。 ドストエフスキーの「白痴」(新潮文庫)の上巻を読み終える。 とてもおもしろく、前のめりになって、目玉が数ミリ(当社比)飛び出して読んでいる。…

☆読書は計画的に

ドストエフスキーの「白痴」上巻296頁まで。 とてもおもしろくて早く読んでしまいたいのだけれど、長いのでそんなに早くは読み終えられない。一度読んだことがあるのだけれど、全く内容を憶えていない。 ナスターシャが登場する。傲慢な様子を見せている…

☆海外の長編小説をしばらく読みたい(決意)

ドストエフスキーの「白痴」(新潮文庫)を読み始める。109頁まで読んだ。 おもしろいように思う。 身なりの良くないムイシュキン公爵を追い返そうとしたエパンチン将軍が、ムイシュキンの顔を見て何か気持ちに触れるものを感じ、やさしくなるところがい…

☆「大江健三郎 作家自身を語る」

大江健三郎のインタビューをまとめた「大江健三郎 作家自身を語る」(新潮社)を図書館で借りて読む。 滅茶苦茶おもしろかった。感動的でもある。 これはものすごく面白いので文庫化されたら絶対に購入しようと思う。 以下おもしろかったところを抜き出す。 …

☆サガン「悲しみよこんにちは」感想 (臈たし工藤夕貴煙草吸いつ眺めつ)

大河ドラマ「天地人」は次回が最終回。 大坂冬の陣と夏の陣が一回の放送で終わった。しかも真田幸村しか登場しなかった。ほかにもいろいろとあっただろうに。 司馬遼太郎の「城塞」(上・中・下)を僕はかなり時間をかけて読んでいていまだにまだ読み終えて…

☆サガン、ベルクソン、坂部恵

ここ最近はずっと大江健三郎の小説を読んでいたのだが、いまはサガンの「悲しみよこんにちは」を読んでいる。 ずっと肉料理をむしゃむしゃ喰っていたのに突然麩の入っただけのすまし汁が出てきたような感じ。較べてみると大江健三郎の凄さがわかる。 サガン…