2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
NHKで『キッドナップ・ツアー』というドラマが夜中に再放送するのを番組表で見つけて、妻夫木聡出演というのと小学生の娘との二人旅というところに興味を持ち、録画して見た。角田光代原作。 娘が出来て良かったと思えるのは、小さな女の子が出ている物語を…
桐野夏生『天使に見捨てられた夜』(講談社文庫)を読んだ。 とてもおもしろい。 書き方が上手いので、主人公の探偵村野ミロといっしょに、探したり傷ついたり失望したり「憮然」としたりできる。いや。「憮然」の使い方の怪しさなどはもう言う必要もないく…
長嶋有『観なかった映画』(文藝春秋)を図書館で借りて読んだ。 観なかった映画の話をえんえんと続ける本なのかと思い、期待したのだが、観た映画の話だった。 著者は、映画の話をするときに監督の名前や俳優の名前を言い合うことに違和感を感じるようで(…
桐野夏生『顔に降りかかる雨』(講談社文庫)を読んだ。 おもしろくて夢中になって読んだ。 話も途中でどうでも良くなることもなく最後まできちんとおもしろく読めた。 このシリーズを引き続き読むことにする。 ジュヌヴィエーブ松永が次も出てくることを期…
三浦綾子『光あるうちに(道ありき第三部 信仰入門編)』(新潮文庫)を読んだ。 これまでの『道ありき』と『この土の器をも』と違って自伝という感じではなかった。キリスト教勧誘の冊子といった印象だった。 三浦綾子がほんとうにキリスト教徒なんだと分か…
少し詳しく書いておくと、ちょっと前に原武史のツイッターに桐野夏生の『夜の谷を行く』について書かれていて、連合赤軍事件の話ということで興味を持った。読もうかと思ったが、文庫になってからでいいかと思って読んでいない。 桐野夏生は読んだことがない…
手塚治虫『ブッダ』(潮ビジュアル文庫)を図書館で借りて全巻読み終えた。 釈迦の思想を知りたいと思って読んでいたのだが、あんまり分からなかった。 手塚治虫らしい、人の裏切りの物語だった。 最後の、人の中に神がいるという思想もよく理解できなかった…
瀬戸内寂聴『釈迦』(新潮文庫)読了。 手塚治虫の『ブッダ』よりも、男と女の話が多かった気がする。 私が『ブッダ』や『釈迦』に期待したのは、生きる苦しみを釈迦がどんなふうに解こうとしたのかというようなところなのだが、あまりどちらも納得いくもの…
手塚治虫『ブッダ』(潮ビジュアル文庫)を図書館で借りてきて引き続き読んでいる。 瀬戸内寂聴の『釈迦』(新潮文庫)も読んでいるのだが、アーナンダという人物が語り手になっている。そのアーナンダ(漫画ではアナンダ)が登場する。 第10巻ではブッダ…
司馬遼太郎『十六の話』(中公文庫)読了。 「二十一世紀に生きる君たちへ」という国語の教科書のために司馬遼太郎が書いたという文章があり、わりと有名、なのかどうか、NHKの番組で二度ほど紹介されるのを見たのだが、この文庫に控えめに収録されているの…
少し前に旅行に行ったときに、妻と娘がお風呂から出てくるのを待っている間にホテルにあった手塚治虫の『ブッダ』の第1巻を読んでいた。思っていたよりもおもしろく興味を惹かれ、たまたまそのとき読んでいた司馬遼太郎の『十六の話』にも仏教に触れたもの…
八月四日あたりからずっと井伏鱒二の『黒い雨』(新潮文庫)を読んでいて先ほど読み終える。 以前は確か大学一年生の夏休みに読んだと思うのだが、あまりおもしろかったという記憶がなくて退屈した印象があるが、今回はとても興味を惹かれて集中して読んだ。…
瑛太主演のテレビドラマ『ハロー張りネズミ』は、興味があって初回は見たのだけれど、「まあまあだな」と思いそのあと見ていなかった。今日見ると、オカルトの話で蒼井優も出ているし、とってもおもしろかった。 オカルトの話は、どこまで見せるのかが難しく…
三浦綾子『この土の器をも(道ありき第二部 結婚編)』(新潮文庫)を読んだ。 『道ありき』の続きから、三浦綾子が『氷点』で朝日新聞の懸賞小説に入選するまでの話だった。 三浦綾子は、キリスト教徒であるとは言っても、自慢したり怒ったりする普通のおば…