2023-01-01から1年間の記事一覧
小宮豊隆『漱石先生と私たち』(中公文庫)を読んだ。 夏目漱石が登場するといつも素晴らしく描かれ、師を持つということはこういうことなんだと思うとともに、生きている夏目漱石はこのようにほんとうに素晴らしかったのかもしれないなと思った。 ほかにも…
『アウンサンスーチー・ストーリー The Aung San Suu Kyi Story (ラダーシリーズ Level 4)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。 時間がかかった。あまり興味を持てなかったからかもしれない。 最後の方でリュック・ベッソンがアウンサンスーチ…
グレン・フィカーラ監督『ラブ・アゲイン』を見た。 ライアン・ゴズリングを続けて見ているので、見てみた。 まったくおもしろくなくて、最後はめずらしく倍速で見てしまった。 これをおもしろいと思うという人がいることも信じられない感じだった。 昔『ア…
リチャード・カーティス監督『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を見た。三度目。 今回は初めて吹き替えで見たが、「ここはこんな話だったっけ?」と思うことがいくつかあった。やはり字幕では分かっていないことが多いように思う。基本的な設定を勘…
デレク・シアンフランス監督『ブルーバレンタイン』を見た。 すれ違って離婚寸前の夫婦にとって、結婚前の思い出はますます輝く、というような話だった。 出ていく父親を追いかける娘の姿みたいなものが、ものすごく私には切ない。 こういう映画だとは思わず…
ニコラス・ウィンディング・レフン監督『ドライヴ』を見た。 『ベイビー・ドライバー』がおもしろかったので、似たような映画かと思って見た。『ベイビー・ドライバー』のほうが好きかな。 『ウインド・リバー』と同じく復讐劇で、ちょっともう血みどろの映…
テイラー・シェリダン監督『ウインド・リバー』を見た。 引き込まれておもしろい作品ではあるが、だんだんこういう、いやな犯罪を描いたものを見るのがつらくなってきたな。 世の中で起きるろくでもないことはもうどう解決のしようもない。ただ駆除するだけ…
檀一雄『小説 太宰治』(小学館)を読んだ。 だんだんとおもしろくなった。 太宰治の素顔の感じが(もちろん私が知っているわけじゃないが)、よく出ていたように思う。 檀一雄が戦争に行っている間に、太宰治の仕事が評価されて少し置いていかれたような気…
水江卓也『すぐやる習慣、はじめました。』(すばる舎)を図書館で借りて読んだ。 あまり新しいことは書いてなくて、これまでの習慣化の本に書いてあったようなことを短くまとめていて、すぐに読めてしまう。 昔『小さな習慣』(スティーヴン・ガイズ著)と…
スティーヴン・ソダーバーグ監督の『レット・ゼム・オール・トーク』を見た。 タイトルはどうにかならないものだろうか。邦題をつける意欲をいつのころからかなくしている。村上春樹が悪いと思う。 昔のアメリカのテレビドラマ(『奥さまは魔女』とか)みた…
『罪と罰 Crime and Punishment (ラダーシリーズ Level 4)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んでいたが、難しいのでやめる。 表現がむずかしいのだろうが、私には難しく興味が続かない。 字も小さいし、長い。
11月のTOEIC試験の結果がきた。 Listening 250 Reading 235 Total 485 だった。 9月よりも5点下がってる。これがいまの私の実力ということか。
沢木耕太郎『作家との遭遇』(新潮文庫)をおもしろく読んだ。 読んだきっかけは、檀一雄の『火宅の人』を前から読もうと思っているが決心がつかなくて、この本を立ち読みしたら檀一雄のことが取り上げられていて、まずはこれを読んで、『小説 太宰治』を読…
大河ドラマ『どうする家康』の先週放送分はとてもよかった。 豊臣秀頼の秀吉譲りの賢さがうまく表現されていた。 徳川家康の凡庸な息子、秀忠もダメさ加減がとてもよい。 早送りせずに最後まで見られそう。
大河ドラマ『どうする家康』は先週末放送分をやっと見たが、やはり退屈。 これから最後までずっとこんな感じかな。ずっと過去を振り返ってる感じ。 豊臣秀頼が思わせぶりで登場し期待して少し目が醒めたが、知らない俳優だった。 と思えばジャニーズ事務所の…
書店で『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』を購入。 TOEICのパート5を速く解けば、その後のリーディングの問題を解く時間が確保できるという話をユーチューブで聞いてやってみることにする。私にはリスニングが課題で、あまりリーディングについては、まだ…
綿野恵太『「逆張り」の研究』(筑摩書房)を図書館で借りて読んだ。前半おもしろい。 時々疑問に思っているが自分ではうまくすくえない感情をきちんと取り出している。 第2章。アントニオ・ネグリの講演会の隣の夫婦の「愛が大事」は、その空気感はわかっ…
『変身 Metamorphosis (ラダーシリーズ Level 4)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。 英語でゆっくり読むと主人公の気持ちがよくわかるような気がした。 妹に「これはお兄さんじゃない」と言われるときはすごく悲しい。 確かに姿が変わってい…
今日からきちんとシャドーイングをやっていくことにする。 『TOEIC公式問題集9』の最初の文章をやり始める。その最初の文章の、最初の一文、 I'm having new wood flooring installed at my home on Friday, so I'm planning to take the day off. だけなの…
昨日のTOEICの試験のあとから旧ツイッターを見たりして勉強方法について考えている。 試験前までは、 1.朝の通勤時にバスでラダーシリーズを読む。(約15分) 2.昼休みに昼食が終わったあと眠くなければラダーシリーズを読む。(約30分) 3.帰宅時…
今日はTOEIC試験だった。記憶が新しいうちに書き残しておく。 試験会場が家から徒歩で5分くらいのところだったので移動は楽だった。 前回試験の途中でおしっこに行きたくなった(そして行った)が、今回はそのようなことはなかった。 前回の試験ではリーデ…
大江健三郎『親密な手紙』(岩波新書)を読んだ。 卓抜なタイトルで、私などのように若い頃から大江健三郎の本を読んできた人間からすれば、懐かしい人から”親密な手紙”がよこされたような気がするのでした。 具体的にこの本を読んでなにか受け取ったという…
司馬遼太郎『覇王の家(上) 』(新潮文庫)を読んだ。 ずっと放ったらかしていたが、今年の大河ドラマが終わる前に、と思い続きを読み始める。 読んでいると、『どうする家康』の役者のイメージでやはり読んでしまう。上巻の終わりころは織田信長が死んで、…
『オリバー・ツイスト Oliver Twist (ラダーシリーズ Level 4)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。 日本語で読んだときはおもしろかった記憶があるが、今回読んでみるとぜんぜんおもしろくなかった。 ラダーシリーズは書く人によって、もとの…
沢木耕太郎『旅のつばくろ』(新潮文庫)を読んだ。 気楽に読める旅のエッセイだった。 一編一編が短くそれもよい。一つで話が終わる場合もあるが、同じ旅について続けて書かれることもある。 以下のところで、檀一雄の『火宅の人』を読もうとまた思った。 …
大河ドラマの『どうする家康』はぜんぜん興味が持てず、ついに倍速で見てしまった。 ひとが死ぬってことをセンチメンタルに描きすぎているんじゃないかなとこの間思った。そりゃ死ぬよ、にんげんだもの。乱世だもの。 もっとあっさりと死んでほしい。「あの…
ポール・セロー『ワールズ・エンド(世界の果て)』(中央公論新社)を読んだ。 山田太一の『異人たちとの夏』を読んだときに、《ポール・セローというアメリカの作家に、ロンドンの作家たちが、派手な交際をしているかに見えて、いかに滑稽なほどそれぞれが…
『カラマーゾフの兄弟 The Brothers Karamazov (ラダーシリーズ Level 4)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。 英語で130ページくらいの本でドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』をまとめるのは無理があるだろうと思ったのだが、少し前…
ジャン=ルイ・ド・ランビュール編『作家の仕事部屋』(中公文庫)を読んだ。 たくさんのフランスの作家のインタビューだが、実際に読んだことのある作家はあまりいない。知らない作家も多かった。 様々な書き方で、さまざまなルールで書いていた。村上春樹…
今日『徹子の部屋』を見ていて、竹野内豊の声は池松壮亮の声にそっくりだな、区別がつかんな、と思った。 色っぽい声に憧れがある。