2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

読んでいる本など

録画していたNHKの山崎豊子のテレビ番組を適度に早送りをしながら見る(「NHKスペシャル 作家 山崎豊子 ~戦争と人間を見つめて~」)。 代表作の『不毛地帯』『大地の子』『運命の人』などについて紹介する番組のようだった。『運命の人』にいちばん興味を…

クンデラは彼方に。原武史『「昭和天皇実録」を読む』。

ミラン・クンデラ『生は彼方に』(ハヤカワepi文庫)を半分くらい読んでいたのだが、ここまで私にはまったくおもしろさがわからないので、もう読むのをやめる。 原武史『「昭和天皇実録」を読む』(岩波新書)を読んだ。 昭和天皇と実母との関係がギクシャク…

安岡章太郎『文士の友情 吉行淳之介の事など』

安岡章太郎『文士の友情 吉行淳之介の事など』(新潮社)を図書館で借りて読んだ。 こんなことを書くと、直近で読んだ本を書いた方々に失礼なのだが、久しぶりにきちんとした文章を読んだ気がする。 ずっと適当に食事を済ませていて、久しぶりにきちんとだし…

阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』

阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』(新潮新書)を図書館で借りて読んだ。 それぞれの料理研究家の考えの特徴を分析したものを期待したのだが(最初のほうに料理研究家の立ち位置のマトリクスが載っていたし)、あまりそういう話には…

本屋で本を買わなかった話

この連休中は娘が風邪気味だったのでほとんどどこへも行かず、家で料理をしていることが多かった。 海老の背わたを初めて取った。「海老の背わたを取る」と料理の本ではよく見るのだが、やったことがないのでどんな感じのものかなと思っていた。やったことが…

堤幸彦監督『劇場版 SPEC ~結~』

堤幸彦監督『劇場版 SPEC ~結~』のテレビ放送を見た。 ひとつ前の劇場版もひどいと思ったのだが、回復することはなく、ひどい映画だった。テレビドラマがとても好きだったので残念。 CGを多用すると映画が駄目になるひとつのお手本だと思う。 なにが行われ…

孫崎享『戦後史の正体』

孫崎享『戦後史の正体』(創元社)を図書館で借りて読む。 日本の政治は戦後ずっとアメリカの言いなりで行われてきていて、それは今も変わらないということがよくわかる。「在日米軍基地の見直し」と「中国との関係改善」について言及した政治家は、アメリカ…

綾辻行人『時計館の殺人<新装改訂版>(下)』

自民党にはやっぱりもう二度と(これまで一度も入れたことはないけど)入れることはないだろう。 そんなに上司の言うことが聞きたいのなら政治家やめてサラリーマンになればいいのにな、と思う。 一生入れません。 (下) (講談社文庫)">綾辻行人『時計館の殺…

お金について

この前娘(三歳)に妻が「貧乏」について説明していて、「お金がないことよ」と妻が言ったら「お金を買えばいいのに」と言っていた。 マリー・アントワネットが、パンがないならお菓子を食べたらいい、と言ったという逸話を思い出した。 娘にはまだお金の使…

綾辻行人『時計館の殺人<新装改訂版>(上)』

(上) (講談社文庫)">綾辻行人『時計館の殺人(上)』(講談社文庫)を読んだ。 前半を読んだが、あんまりおもしろくない。わくわくしない。 窓のない部屋で、時計がたくさんならんでいて、みんなが昼過ぎまで寝過ごした、というところで、「ひょっとしてそう…

デヴィッド・フィンチャー監督『ゴーン・ガール』

デヴィッド・フィンチャー監督『ゴーン・ガール』を見た。 初めにこの映画に興味を持ったのは公開中のときで、「ゴーン・ガール」というタイトルと妻の失踪というあらすじから村上春樹的な物語を想像したのだが、見てみるとぜんぜん違った。 失踪する妻が、…

有元葉子『この野菜にこの料理 大好きな素材を3倍おいしく』

有元葉子『この野菜にこの料理 大好きな素材を3倍おいしく』(筑摩書房)を読んだ。 料理の本なのだが、買って、最初から最後まで通して読んだ。 作りたいと思った料理の頁に付箋を貼っていたらかなりたくさんの付箋がついてしまった。 あまり写真がなく料理…

豊下楢彦『昭和天皇・マッカーサー会見』

豊下楢彦『昭和天皇・マッカーサー会見』(岩波現代文庫)を読んだ。 この本は、白井聡の『永続敗戦論』に出ていて興味を持ったのだと思う。 昭和天皇が戦後、共産主義を恐れてアメリカ軍の沖縄駐留を強く推したというような話はあまり聞いたことがない話だ…

鹿島茂『NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ』

鹿島茂『NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ』(NHK出版)を図書館で借りて読んだ。 いま放送中の「100分de名著」は太宰治の『斜陽』について高橋源一郎が語っている。一回目を見たがおもしろかったので次回も見るつもり。 パスカルの『パンセ』は…

有元葉子『ちゃんと食べてる?』

有元葉子『ちゃんと食べてる?』(筑摩書房)を図書館で借りて読んだ。 料理研究家の著者のエッセイ集(コラム集)でレシピが少し載っている。 きちんとした生活をしている人がいるものだなと感心するが、ここまではできないなと思う。気に入った食べ物があ…

料理研究家たち

ちょっと気になり、有元葉子の『ちゃんと食べてる?』と『1回作れば3度おいしい作りおきレシピ』を図書館で借りる。エッセイ本『ちゃんと食べてる?』を半分くらい読んだ。 料理研究家といえば、飯島奈美の『LIFE』を持っていて料理を作ることがある。辰巳…

クリストファー・ノーラン監督『インターステラー』

クリストファー・ノーラン監督『インターステラー』を見た。 クリストファー・ノーランの映画はいつも少し長過ぎる。もう少し短く出来ないか、と思ってしまう。そう思いながら、映像を見ると見てみたくなってしまうのだ。 今回は、デヴィッド・フィンチャー…

フローベール『感情教育(下)』

フローベール『感情教育(下)』(古典新訳文庫)を読んだ。 最後までこの小説のおもしろさがわからなかった。 フランスの大きな歴史の動きのなかで、フレデリックたち登場人物がどういうふうに過ごしたか、を書いている本だと思う。 分かりやすく言えば、司…