2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
近藤誠『近藤誠の家庭の医学』(求龍堂)を図書館で借りて読む。 いつものお話。 そしていつもの結論。抗がん剤は受けないほうが良い。 とくに何か新しいことを語っている本ではない。 あとがきで、自分の父親が開業医で、なんでもよく薬を飲まされ、親子で…
幼稚園で聴いてきて、娘が最近よく朝ドラの主題歌、AKB48の「365日の紙飛行機」を歌うのでCDを借りてきた。 この歌はわりと良い曲だと思っていたが、三歳が歌うには難しいかなと思う。 きちんと聴くと、 〽︎どう飛んだか どこを飛んだのか のあたりは良い歌…
この前NHKでやっていたのを録画していた、司馬遼太郎の没後20年の特別番組(「TVシンポジウム「司馬遼太郎からの問いかけ~没後20年 菜の花忌シンポジウム~」」)を見ていたら、とってもおもしろかった。 パネリストは磯田道史と東出昌大と片山杜秀と辻原…
遠藤周作・佐藤泰正『人生の同伴者』(講談社文芸文庫)を読んだ。 遠藤周作の作品について遠藤周作自身が佐藤泰正に語るというもの。 佐藤泰正が夏目漱石、芥川龍之介、堀辰雄の系譜に遠藤周作を置いていて、夏目漱石から遠藤周作が僕のなかでは全くつなが…
引き続き、 「人間の進歩について」(湯川秀樹) 「文学と人生」(三好達治) 「古典をめぐりて」(折口信夫) 「芝居問答」(福田恆存) 「美術を語る」(梅原龍三郎) 「文学の四十年」(大岡昇平) 「芸について」(永井龍男) 「音楽談義」(五味康祐) …
佐藤優が『聖書を読む』で、ドストエフスキーはほんとうにキリスト教徒なんだろうかと語っているのを読んで衝撃を受けた。 これまで誰からも言われなかった話を聞くと印象に残る。 小林秀雄も大江健三郎もミハイル・バフチンもドストエフスキーとキリスト教…
安岡章太郎『文士の友情 吉行淳之介の事など』(新潮文庫)読了。 単行本を図書館で借りて読んだことがあるのだが、文庫を購入して読んだ。小林秀雄との対談「人間と文学」が載っているのと、遠藤周作、井上洋治との座談会「僕たちの信仰」が載っているのが…
遠藤周作『キリストの誕生』(新潮文庫)を読んだ。 多く描かれているからだろうが、ポーロ(パウロ)に興味を持った。 佐藤優と中村うさぎの本ではパウロはあまり好意的に描かれていなかったが、僕には気になる存在だった。俺だけが知っているんだ、と思っ…
図書館で借りて、若松英輔『生きる哲学』(文春新書)を読む。 さまざまな人の言葉が取り上げられる。 もっとも興味を持ったのは須賀敦子で、前々から興味は持っているのだが読んでいない。 イタリア文学の翻訳家という印象で、イタリア版澁澤龍彦なんだろう…
図書館で借りて佐藤優・中村うさぎ『聖書を読む』(文藝春秋)を読む。 前作の『聖書を語る』よりもきちんと聖書について語っている。それだけに読むのが少ししんどい。 「創世記を読む」「使徒言行録を読む」「ヨハネの黙示録を読む」の三つに分かれていて…
チャールズ・デュヒッグ『習慣の力 The Power of Habit』(講談社+α文庫)を読んだ。 通勤時と会社の昼休みに読んでいたのだがおもしろく読めた。 エピソードはおもしろかったが、明日からの自分の生活に役立つかどうかはわからない。たぶん役立たない。 よ…
昨夜はNHK-BSで放送の「第88回アカデミー賞授賞式・総集編」を見た。 全体的にぱっとしない、あまり興味を惹かれる映画のない回だったが、『ルーム』と『スポットライト 世紀のスクープ』がおもしろそうだった。レオナルド・ディカプリオはやっと受賞でき…
コルム・トビーン『マリアが語り遺したこと』(新潮社)を図書館で借りて読んだ。 イエスの母親マリアが息子の死後だいぶ経って過去を語るという小説で、井上靖の『孔子』や『本覚坊遺文』が好きなのでこのような小説は見逃せないと思い読んでみた。 短い小…
小林秀雄『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫)読了。 昨日に続き、 「文学と人生」(中村光夫・福田恆存) 「日本の新劇」(岩田豊雄) 「教養ということ」(田中美知太郎) を読んだ。 「文学と人生」は少し退屈。中村と福田がいろいろしゃべって、たまに…
引き続き『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫)の、 「「形」を見る眼」(青山二郎) 「現代文学とは何か」(大岡昇平) 「批評について」(永井龍男) 「美の行脚」(河上徹太郎) 「美のかたち」(三島由紀夫) 「誤解されっぱなしの「美」」(江藤淳) 「…
図書館で借りて佐藤優・中村うさぎ『聖書を語る 宗教は震災後の日本を救えるか』(文藝春秋)を読む。 佐藤優の本も中村うさぎの本も読んだことはないが、二人とも知的で好感を持てた。 第一章がとてもおもしろく、第二章と第三章はだんだんとおもしろくなく…
遠藤周作『イエスの生涯』(新潮文庫)読了。 ひとまず新約聖書の四つの福音書の話の流れを知ることが出来る。 イエスは母のような存在で、その弟子たちは我々のように弱い。イエスは奇跡を起こすことはなく、弟子たちはイエスの気持ちを理解することはなく…
昨夜テレビで「日本アカデミー賞授賞式」を見る。 毎年、安っぽいなと思って失望するのだが、今年はそんなふうに思わなかった。 是枝裕和監督の『海街diary』と原田眞人監督の『日本のいちばん長い日』はやはりいつか見てみたいと思った。そう思いながらなか…
『小林秀雄対話集』(講談社文芸文庫)の二つの対談を読む。「伝統と反逆」(坂口安吾)と「大作家論」(正宗白鳥)。 どちらも読んだことはあるのだが、おもしろかった。特に「伝統と反逆」が意外におもしろかった。 小林秀雄も坂口安吾も恐らく酔っぱらっ…
遠藤周作は没後20年だというのにあまり注目されていない気がする。 司馬遼太郎の没後20年とかぶっているからだろうか。NHKは司馬遼太郎の特別番組をしていたというのに。 残念なことだ。 マーティン・スコセッシの映画『沈黙』が公開されるまで、出版業…
山本七平『小林秀雄の流儀』(文春学藝ライブラリー)読了。 読んでいると、引用が多くて、さらに引用された小林秀雄が引用し、途中誰が言っているのか分からなくなることもあったのだが、やはり小林秀雄のものを読んでみたくなった。とくに読もう読もうと思…
”遠藤周作でたどる聖書”の第一回として(遠藤周作ではないが)、橋爪大三郎・ 大澤真幸『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)を読んだ。 第3部はいらないのではないかと思った。退屈した。ただハイデガーが哲学をやっているようで神学をやっているとい…