2008-01-01から1年間の記事一覧

☆無常という事

注文した「小林秀雄全作品」(新潮社)が10冊ほど届いた。あと3冊でコンプリート。 その3冊も来年早々に届く予定。 全集は気になるものからちょっとずつ買って読んでいこうと思っていたらなかなか揃わない。中原中也だとかサント・ブーヴだとかに興味が…

☆来年の宿題

年末なので、今年読もうと思っていたのにまだ読んでいない本を以下にあげて来年の宿題とする。 ベネディクト「菊と刀」 オルテガ「大衆の反逆」 福沢諭吉「福翁自伝」 丸山真男「福沢諭吉の哲学」「忠誠と反逆」「日本の思想」 山崎正和「不機嫌の時代」 幕…

☆黒澤明監督「八月の狂詩曲」

黒澤明の「八月の狂詩曲」はなんだか懐かしい映画だった。 昔一度テレビで見て、ところどころ憶えているシーンはあったがそういう意味ではない。出演している孫役の俳優が昔のテレビドラマを思い出させた。長渕剛のテレビドラマとか、田村正和の「パパはニュ…

☆半藤一利「それからの海舟」

半藤一利「それからの海舟」(ちくま文庫)読了。 明治になってからの勝海舟のことがよく分かる。 司馬遼太郎の小説で言うと、「翔ぶが如く」の時代が描かれていてあの小説で読んだシーンを思い出した。「翔ぶが如く」はとても長いしそんなにおもしろい小説…

☆黒澤明監督「まあだだよ」

ひどい下痢になる。 だいぶもとに戻る。 最近身体が弱っているのかもしれない。 よく思うのだが、いまを中心に考えて、そこから過去と未来を考えてしまうので、いまのような時代でずっと来て、これから将来もいまのままでずっと続くと思ってしまいがちだ。 …

☆半藤一利の勝海舟と丸山眞男の福沢諭吉

半藤一利の「それからの海舟」(ちくま文庫)を読んでいる。半藤一利のものを読むのは初めて。 文章がかなりおっさん臭くて、好みじゃないなと思いながら読んでいたが慣れると気にならなくなる。 NHK大河ドラマの「篤姫」ではあまり描かれなかった勝海舟…

☆福沢諭吉「学問のすすめ」現代語訳

福沢諭吉の「学問のすすめ」の現代語訳(ビギナーズ日本の思想、角川ソフィア文庫)を読んだ。 現代語訳じゃなく原文でも読めないことはないのだろうが、原文で最後まで読み通す自信がなかった。 「学問のすすめ」は題名の印象で、とにかく一生懸命勉強しな…

☆「流星の絆」最終回、夏目漱石「三四郎」

テレビドラマ「流星の絆」を見終える。 おもしろかった。 おもしろかったがしかし、最終回ってなんか長すぎる気がするんだなあ。 これは「篤姫」のときも思った。 もう絵は完成してるのに、いつまでべたべた塗ってるのという感じがする。 しかしそういうオチ…

☆試験勉強の参考書等

前回プロジェクトマネージャ試験(略してプロマネ)合格のことを書いたら、「どんな参考書を使って勉強したのか教えて」というようなコメントがあり、冷やかし(?)と思わないでもなく、夏目漱石の「こころ」の先生に倣って言えば、 「あなたは本当に真面目…

☆試験結果

10月に受けた資格試験(プロジェクトマネージャ試験)になんと合格していた。 驚いた。 やはり世の中の大半の試験は、まともに試験勉強をして受けに来ている人が本当は極めて少ない、という思いを新たにする。 受かってしまえば何とでも言えるのだ。 わっ…

☆「篤姫」終わる

NHKの大河ドラマ「篤姫」を一年間最初から最後まで見続けた。 大河ドラマを初めてきちんと見た。 かつて大原麗子の「春日局」を少しだけ見ていたことがあるのだが、おそらく一ヶ月とか二ヶ月とかそのくらいだったろう。 「篤姫」はおもしろいドラマだった…

☆レイトン教授と最後の時間旅行

風邪をひいているときに暇つぶしにやっていたニンテンドーDSのゲーム「レイトン教授と最後の時間旅行」をクリアした。 シリーズ三作目なのだが、前二作はやっていない。 謎を解きながら物語を進めていくゲームなのだが、なかなかおもしろかった。 宮崎駿ア…

☆吉川英治「三国志」三巻

吉川英治の「三国志」の第三巻を読み終えた。 風邪をひいたりしてあまり読んでいなかったんで、話のつながりが分からなくなっているところがある。 孔明が呉の国に行っているところだったのだが、劉備のところに帰っていった。 呉の周瑜はいつもクラスで二番…

☆小津安二郎監督「東京暮色」

風邪がまだ治らず、今日も仕事をお休み。 風邪で三日も休むのは初めてのことじゃないだろうか。もう足かけ六日も引いている。ひどいのをつかんでしまったんだろうか、身体がだいぶ弱ってるのか。 熱は八度以上行くこともあるが、概ね七度台。 白緑色の洟が大…

☆女性雑誌を読む

退屈しのぎに、妻の買ってきた女性雑誌「LEE」を読む。表紙は中山美穂。 中山美穂って変わらないなあ。女性のパリへの憧れはいつまでも続くなあ、などと思う。 そのほか、僕の知っている芸能人としては、安田成美、渡辺満里奈、栗原はるみが出ていた。 結…

☆風邪は退屈

この二日間で何時間寝たんだってくらいものすごく寝る。 しかしまだ身体がだるい。 こんなにひどい風邪をひいてしまうのは久しぶりのことだ。 病院で調べたらインフルエンザではなかった。 インフルエンザでなければつらくないのかといえばそんなことはない…

☆風邪

昨日から頭が痛くて会社から帰って夕飯食べてすぐ寝たら、こんな時間に目が覚めてしまった。 いま熱を測ると7度3分。 風邪ひいたなあ。 体温が分かった途端に本格的に風邪の気分になる。測らなければよかった。 なんか仕事が一段落して気を抜いてたら風邪…

☆ここまで来たら

ここまで来たらという感じで、夏目漱石の「三四郎」を読みはじめる。 なんとなく始めてしまった漱石総おさらい。 このまま水村美苗の「続明暗」まで駆け抜けてしまうのだろうか。 「三四郎」を読むと大学時代にひとり暮らしを始めたころのころを思い出した。…

☆夏目漱石「草枕」感想

夏目漱石の「草枕」(新潮文庫)を読み終えた。 夏目漱石の小説では「虞美人草」に近い感じがする。強い、というか、へんてこりんな女を中心に話が進む。 読みにくさも近い。注は普段は全く読まないのだが、意味の全く分からない語句が頻出するので参照した…

☆古きよき日本

今日は一日だらだらと過ごす。もともと休日をだらだらと過ごさないことは滅多にないのだが特にだらだらと過ごす。 録画している黒澤明の映画「赤ひげ」を見ようとしたが三時間ほどあるので、やめて同じく録画している小津安二郎の「麦秋」を見る。 これも途…

☆夏目漱石「こころ」感想

夏目漱石の「こころ」(岩波文庫)読了。 乃木大将は明治十年の西南戦争で敵に旗を奪われて以来、死のう死のうと思い続けて三十五年後の、明治の終わったときに死んだ。 ここを読んだとき、最近の事件の、子供のころに保健所に犬を殺されたことを恨んで三十…

☆両親と私

夏目漱石の「こころ」は、 上 先生と私 中 両親と私 下 先生と遺書 に分かれていて「両親と私」まで読んだ。あとは遺書。 「こころ」を初めて読んだのは確か中学生のときで、ものすごい衝撃を受けた。 この「こころ」と太宰治の「人間失格」と辻仁成の「ピア…

☆思わせぶりな先生

よく、他人にとってのさまざまなことを自分にとっての本だと置き換える。そうするといろいろなことに納得がいくということがある。 例えばコンビニエンスストア。 僕にとってはコンビニはどの店も同じなのだが、コンビニを利用する人にとっては店名によって…

☆三国志とスター・ウォーズ

NHKの「紅白歌合戦」の出場者が決まった。 いまはモンキーマジックにしか興味がないので、モンキーマジックが出てないのが残念。 注目は平井堅と木山裕策の夢の共演、藤岡藤巻と大橋のぞみくらいか。 藤岡藤巻と大橋のぞみは三人で銭湯に行ったら絶対に男…

☆小林秀雄「正宗白鳥の作について」

NHKで放送中の番組「私の1冊 日本の100冊」を、何かおもしろい本が紹介されるかもしれないと思って1週間分再放送されるものを録画して見ている。 あまり興味を惹かれたものはないのだが、内田百の「ノラや」はおもしろそうだと思った。いなくなった…

☆夏目漱石「坊っちゃん」感想

夏目漱石の「坊っちゃん」(新潮文庫)を読んだ。 一点、読んだだけでは分からなかったのは、祝勝会というのが出てきて何の祝勝会だろうと思ったのだが、日露戦争の祝勝会らしい。クロパトキンの名前も出てくるので日清戦争ではないだろう。クロパトキンは司…

☆モンキーマジックを聴く

NHKの英語番組「リトル・チャロ」の主題歌が気に入ったので、モンキーマジック(MONKEY MAJIK)のCDアルバムを車で聴いている。 スティングっぽかったりマイケル・ジャクソンっぽかったりしてなかなかよい。結局昔聴いた音楽に似ているとい…

☆iPodメモ

小林秀雄の講演CD「正宗白鳥の精神」をiPodで聴いていたら、講演が突然終わり、拍手が入り講演が始まった。 いろいろな講演を集めているのかとCDを調べてみてもそんなことではなく、順番が違ってiPodに入っていたのだった。 2→3→1→4 の曲順で入って…

☆夏目漱石「野分」

録画していたNHKの番組「トップランナー」を見ていたらゲストの宮崎あおいが、演じるときに役の人物の心理を考えて、こうなんじゃないかと考えながら演じると言っていた。 しばらく前に見た、これまたNHKの番組で、俳優が「ここで私はこんなふうにはし…

☆「二百十日」と「三顧の礼」

夏目漱石の「二百十日」を読んだ。引き続き、同じ文庫に入っている「野分」を読んでいる。 どちらも初めて読む。 「二百十日」は落語のような雰囲気だった。ふたりの人物を漱石が座布団に座って首の角度を変えて話し分けている感じだった。華族と金持ちに対…