2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
松本清張の「点と線」(新潮文庫)を読んだ。 松本清張を読むたびに「古いなあ」と感じる。今回も古かった。 黒澤明の映画も、時代劇ではあまり感じないけれど現代劇になると古いと感じる。それと同じ感じ。 女はこういうものだからこうだろうとか、課長補佐…
西川美和監督の「ディア・ドクター」を見た。 ちょうど人間の内面があるとかないとかについて考えていたので、おもしろい映画だった。 笑福亭鶴瓶がどのような内面を持っているかは、瑛太にとって関係はない。 瑛太が好きだからかもしれないけれど、瑛太が良…
図書館で借りて柄谷行人の「近代文学の終り」(インスクリプト)を読んでみようとしたが面白くないのでやめる。「日本近代文学の起源」は面白かったのになあ。 面白くなかった原因を以下に列挙してみる。 ・文学が終わったって、なんでそんなに言いたいのか…
柄谷行人「定本 日本近代文学の起源」(岩波現代文庫)読了。 柄谷行人の本は一度読んでいたことがあって、この本も昔読んだのだけれど、本屋で手に取ったときに私小説について書いているページをたまたま開いたことと(私小説には最近興味がある)、ぱらぱ…
山田昌弘「希望格差社会 「負け組」の絶望感が日本を引き裂く」(筑摩書房)を図書館で借りて読んだ。 希望格差とは、希望が持てる持てないというところに格差が発生しているということだった。 自分の大学卒業時のこと、大学院に行っても将来の就職先がない…
映画化される吉田修一の小説「パレード」に興味を持ち本屋で立ち読みする。監督が「GO」の行定勲であることと、若者同士の距離感の描き方に興味を持つ。 行定勲にはずっと注目しているつもりだったけれど、2001年の「GO」以外作品を見ていない。これ…
ジェフリー・ディーヴァーの「ボーン・コレクター」(文春文庫)上下巻を読んだ。 とてもおもしろかった。 読んだことのある本のなかでは「ダ・ヴィンチ・コード」に近い。忙しくページをめくって読む感じの本です。 チームを組んで仕事をすることの興奮する…
茂木健一郎の「脳が変わる生き方」(PHP研究所)を図書館で借りて読む。 同じ話が繰り返されるし雑な作りの本だと思っていたら、出版社が茂木健一郎の講演を勝手にまとめてそれに茂木が手を入れて出来た本だということがあとがきに書かれていた。 大江健…
金哲彦の「3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから」(光文社新書)を図書館で借りてぱらぱらと読んでみる。 近所の公園で数回歩いたり走ったりしただけなので、まだまだマラソンに出場とか考えてもいないのだけれど、”まずはウォーキングから”…
ドストエフスキーの「悪霊」(新潮文庫)を読み終えた。とても時間がかかってしまった。 ステパンとピョートルの父子がもっとも興味深かった。自殺願望の強いキリーロフも興味深い。 スタヴローギンは、よくわからない存在だった。 登場人物が多く、話もごち…
なぜだか知らないが僕の読みたいと思っている本を中山元がどんどん訳す。 ルソーを読もうかと思っていたら訳し(まだ読んでいないが)、ハンナ・アレントも訳し、カントの「純粋理性批判」も訳す。最近は経済の本に興味があって少しずつ読んでいるが、マック…
なんでも本から入るやつだと言われそうだが、歩き方、走り方についての本を三冊ほど見てみる。全部、金哲彦という人の本。ちょっと調べてみたけれど、歩き方、走り方についての本ではこの人の本くらいしか興味を持てるものがなかった。そもそもあまり数もな…
加藤典洋の「増補 日本という身体」(河出文庫)を読んだ。 講談社選書メチエで「日本という身体」が出たときに、この本を読んだのだけれどあまり覚えていない。歴史のことがたくさん出てきて興味を惹かれなかったのだろうと思う。買ったはずなのだけれど、…
デビッド・フィンチャー監督の「ベンジャミン・バトン」を見た。 デビッド・フィンチャーの映画は結構見ていて好きな監督なのだけれど、この映画はあまりおもしろくなかった。長すぎる。 長い映画で、しかも誰かが生まれてから死ぬまでを見せられる映画は退…
この週末はいろいろと物を買う。 ジーパンと自宅用のズボンとトレーナーを買う。ジーパンを買うのは十年ぶりくらいなんじゃないかしら。久しぶりに買いに行くとどうやって買えばいいのかよくわからなかった。たくさん種類があるし。自宅用のズボンはいま履い…
ジョン・ダニング「死の蔵書」(ハヤカワ・ミステリ文庫)を読んだ。 ミステリーはあまり読まないのだけれど、これはおもしろい小説だった。犯人探しだけが目的ではないところがよい。きちんと人間と人間の交流が描かれている。すべての会話が、こいつは犯人…
平川克美の「経済成長という病」(講談社現代新書)を図書館で借りて読んだ。 読んだといっても第一章をきちんと読んで、第二章、第三章はあまり興味がなくなって斜めに読んだだけ。 金が金を生む金融ビジネスに対する否定的な態度、モノを作って売るという…
マーシー・シャイモフ「「脳にいいこと」だけをやりなさい!」(三笠書房)を図書館で借りて読んだ。 ポジティブ思考は大事だとあらためて思った。 僕はフランスの哲学者アランの「幸福論」が好きで、ここ十年でもっとも影響を受けた本だと思うのだけれど、…
ドストエフスキーの「悪霊(上)」(新潮文庫)を読んだ。 読み進んで行けば行くほど話が理解できなくなる。 決闘があったり、自殺者の家に入って行ったり、”セミョーン聖者”という頭のおかしげな聖者がその場にいる人のなかからランダムに人を選んで砂糖や…
正宗白鳥の「自然主義文学盛衰史」(講談社文芸文庫)を少しずつ読んでいたのだが、やっと読み終えた。 日本の自然主義文学作家とされるひとは結構たくさんいたようだけれど、いまではもう誰も読まないような作家がほとんどだった。 田山花袋とか国木田独歩…
録画した年始のNHKの番組を見て番組モニターの感想を書きまくった。 大河ドラマ「龍馬伝」ももちろん見た。 「篤姫」よりも「天地人」よりも「坂の上の雲」よりも、おもしろいドラマになるだろうと確信した。第一回目であんなに濃いドラマは見たことがな…
「紅白歌合戦」は相変わらずつまらなかった。あのような番組を4時間25分も見続けられるひとはいるのだろうか。何かをしながらじゃないと見られないようになっている。 今回は美川憲一のところがおもしろかった。歌の合間にオードリーの春日のギャグが入る…